SEO勉強会!基礎からコトコト

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SEO(Search Engine Optimization / 検索エンジン最適化)とは

SEOとは、サイトの内容を検索エンジンに適切に読み取って表示してもらえるよう最適化させることです。つまり、ネット上で検索したユーザーに対して、最適なコンテンツを検索エンジン側が提示することを指します。これは同時に、検索エンジンが検索順位を決定していることを意味します。今回は基本的にGoogle検索を前提に話します。

SEO対策するとどうなるの? 

検索順位が上がります。みなさんもそうだと思いますが、検索順位が高いものほどクリックしやすいですよね。特に検索順位3位以内はスマホ画面で目視率100%なので狙いたいところです。

検索順位と言っても、何と検索されて検索結果が上位になるかが重要です。SEO対策をすると引っかかるキーワードが増えます。直接サイト名を検索しなくても関連キーワードで出て来てくれたら、それ自体を知らない人にも見つけてもらえる可能性が上がるので嬉しいですよね。例えば、uu-yellでは、uu-yellと検索しなくても、「宇大生」と調べて出てくるようにがんばっています。U-lab HPだと、「cpawctf」や「vercel nuxt」と調べると検索順位が2,3位で出てくるので、SEO対策がうまく行っている例でしょう。

キーワード選定が有効な例 U-labHPより

SEO対策の基礎

具体的ににSEO対策には何をすればいいかというと、Google が公式に検索アルゴリズムというガイドラインをちゃんと出してくれているので、それに順守していけばいいわけです。

じゃあ簡単だと思うじゃないですか。それがそうでもなくて、すごく概念的に書かれているんです。例えば、「UXの質」とか「コンテンツの新しさ」とか言われるんです。よってまず、それには具体的に何が必要か考えて、それを実装して、試行錯誤しながら効果がある施策を導き出す、というアルゴリズムの解明作業が必要なんです。検索エンジンはサイトを複合的に判断しているのでその項目は約200あると言われています。

それに加えて悩ましいのが、アルゴリズムは変化するということです。Google はほぼ毎日、軽微な変更をリリースしています。年に2-4回は重要な変更を行うコアアップデートがあり、これによって検索順位が急に変動することも珍しくありません。

実際にはSEO対策の情報は世の中のエンジニアやWebマーケターなんかがネット上である程度共有してくれていますし、Googleは優しいことにスターターガイドを出してくれているので、ここから始めるのが定石かと思います。Google 検索セントラルがサポートしてくれているので、情報の取捨選択に迷った時は公式を辿りましょう。

いろいろと大変そうですが、超シンプルにまとめると「ユーザー思いの信頼のおける最適なコンテンツ」が、SEO対策の考え方の根っこです。

以下では、基礎的なSEO対策の方法を紹介します。

被リンクと発リンク

被リンク

被リンクとは、外部サイトから自サイトへ向けられたリンクのことです。検索エンジンはサイトを評価する際、この被リンクの質と量を判断しているためSEO対策になります。良質な被リンクが多いということは、たくさんお墨付きをもらっているということになるからです。

UU-Circlesとuu-yellは、宇都宮大学公式から被リンクを受けています。
・UU-Circlesの被リンク→宇都宮大学 受験生応援サイト
・uu-yellの被リンク→宇都宮大学 地域デザイン科学部附属地域デザインセンター

また、UU-Circlesとuu-yellでは、SEO対策の一環としてお互いに被リンクを獲得しやすいようにプログラミングされており、以下の方法で簡単に行うことができます。

uuad-link-uu-yell
uu-yell側の画面 uu-yellより
uuad-link-uu-circles
UU-Circles側の画面 UU-Circlesより

発リンク

発リンクとは、自サイトから外部サイトや自サイトの内部のページへ向けられたリンクのことです。ただし一般的に、外部サイトへリンクすることを発リンクと呼び、自サイト内への発リンクは内部リンクと呼びます。

発リンクは、広告や引用や参考資料でよく付けます。uu-yellでは、自サイトの他の記事も読んでもらいたいので、内部リンクも多いです。団体やプロジェクトの紹介記事だと、SNSのアカウント情報を掲載することもあります。これは自サイトのSEO向上にはなりませんが、掲載された側にはメリットがあるので、学生活動を応援していくuu-yellとしてはどんどんやっていきたいところです。

被リンク発リンクともに、良質なリンクというのがポイントなので、やたらに被リンクをもらえばいい、発リンクすればいいということではありません。リンクはそのページの評価をリンク先に渡す行為なので、お互いにSEOが上がることも下がってしまうこともあります。リンク元リンク先も必ずチェックしましょう。もし、影響されたくなければ、リンクタグ(<a href=”URL”></a>)にnofollow属性(rel=”nofollow”)を設置すると、評価を他ページへ渡さなくなります。

リッチリザルト

リッチリザルトとは、自然検索の画面で、通常よりも高度な機能を持つ検索結果です。ユーザーに注目されやすいためアクセス数が増えます。リッチリザルトを表示させるために必要なのが構造化データで、その方法を構造化マークアップといいます。この記述方式をクローラーが読み取り、コンテンツ情報を早く正確に検索結果に反映させることができるため、検索画面でより多くの情報を露出可能なリッチリザルトは、ユーザーとのマッチングを向上させ、結果的にUXが上がります。構造化データに関する一般的なガイドライン

構造化マークアップをする方法

①HTML上に直接マークアップする
構造化データを直接HTML上に記入していきます。その際に使える規格はMicrodata・RDFa Lite・JSON-LDの3種類です。

《使えるツール》
Schema Markup Generator (JSON-LD) 構造化データを簡単に作るツール
リッチリザルトテスト 構造化マークアップが有効か確かめるツール

②構造化マークアップ支援ツールを活用する
UU-Circlesとuu-yellは自動で入っています。(自動化するのも大変なんだよ!by樋口氏)

UU-Circlesでは、パンくずリスト、カルーセル(スライド)、ロゴ を実装していますが成果は出ていません…….。uu-yellでは、パンくずリストを実装していますが成果は出ていません……。

リッチリザルトの例 uu-yellより

キーワード選定

キーワードを上手く選定すれば、検索に引っかかる確率も上がります。できるだけ競合の少ない且つ検索ボリュームが見込めるキーワードを探しましょう。基本的なSEO対策としては、タイトル、見出し、本文中などにキーワードを入れ込みます。メタデスクリプションを設置しその文中にキーワードを入れるのも有効です。

《使えるツール》
ラッコキーワード
キーワードプランナー

uu-yellは、キーワードを「宇大生」にしているので、宇都宮大学という表記ではなく、あえて宇大と略称を使ったり、WordPressのハッシュタグ機能に#宇大生を入れたりしています。ちなみに、uu-yellをアルファベットでも平仮名でもカタカナでも検索1位に出るようにした時も、全ての記事に#ゆーゆーえーる #ユーユーエールを入れました。ハッシュタグ戦法強し。現在、「宇大生」検索で2位です。ちなみにUU-Circlesは「宇都宮大学 サークル」検索で3位です。

ドメインパワー

ドメインパワーは、Googleが検索順位を決定する上での評価項目の一つです。Googleでは、基本的にサイトのコンテンツ(中身)を評価し検索順位を決定していますが、それとは別にドメイン毎にサイトの評価をしているとも言われています。更新頻度が高いサイト、きちんと運用されているサイト、有名企業のサイトなどが上位に表示される傾向があります。

uu-yellはUU-Circlesのドメイン配下にあります。uu-yellのURLが、[https://media.uu-circles.com/] になっているのはそのためです。media.を取ると、UU-Circlesに飛びます。

ライター向け実践WordPressSEO対策

WordPressはコーディングしなくても直感的に操作して記事を投稿することができますが、実は操作の一つひとつに意味があって、裏でちゃんとコードが生成されているんです。クローラーが質の高いコンテンツかどうか読み取るのはコードからなので、これを知っておくことは非常に大事です。

普段WordPressユーザーは触れることのないコードを検証で見てみましょう。難しそうな?かっこいい?アルファベットがたくさん並んでいて、その中に自分が書いた文章もあると思います。< >こういうのがタグと呼ばれ、文字という記号に意味付けをしています。これをクローラーが読み取って、これはタイトルだな、これは見出しだな、ここにこういう画像が入っているんだななどと判断してコンテンツの質を見極めています。ちなみにWordPessは、HTMLとして編集やカスタムCSSといった機能もあるのでできる方はどうぞ。

見出し

見出しだと意味付けするのにhタグ(<h○></h○>)があります。

    h1・・・記事内に一つしか使えません。タイトルかサイト名に使うことが多いです。

    h2・・・見出し

    h3・・・h2の次の見出し

いつもライターが見出しを設定するときにしている操作画面に、実はH2,H3,H4・・・と書かれてあるはずです。適当に文字の大きさやデザインで選んでませんでしたか? それ、本当は良くないんです。h1 > h2 > h3 > h4 >・・・とランクがあるのでクローラーが読み取る順番に影響してきます。この記事h2見出しないんだなと判断されてしまいます。見出しはキーワードを入れ簡潔に書きましょう。

この頃uu-yellに追加された目次機能は、hタグだけを自動で引っ張ってきて表示させる機能です。

WordPressでのhタグ指定
WordPress目次機能 uu-yellより

引用

引用したい時は、WordPressの引用機能を使ってください。引用する時は、原文そのままを貼り付けし、引用元を記載(発リンク)します。実は引用は引用専用のblockquoteタグ(<blockquote></blockquote>)があるので、適切に引用しないと、コピーコンテンツだとみなされて、SEOが下がってしまいます。

引用機能使用例 uu-yellより

画像

画像を用いることは、ユーザーの視認性アップに繋がります。Googleは画像もコンテンツとみなすため、画像も意外とSEOに関係しているのです。画像を入れる時は、必ず画像のファイル名を適切な名前にしてアップロードしましょう。また、画像を挿入するimgタグ(<img>)には、alt属性(alt=”画像名”)という画像の内容をクローラーに伝える機能を入れることができます。意味のない名前や画像内容と関係のない名前だとSEOが下がってしまう可能性があります。WordPressでは、メディアライブラリか、編集画面右サイドバーにあるブロック設定から行います。

wordpress画像挿入
WordPressでの挿入画像の属性記述方法

リンク

発リンクする時「詳しくはこちら」ではなく、「詳しくはバーチャル宇都宮大学公式HP」のように、テキストに内容を入れることもSEO対策になります。そのなかにキーワードが含まれていればなお良いです。他サイトへのリンクは新しいタブで開くをオンにしましょう。

コピーコンテンツ

コピペはやめましょう。引用なら引用機能を使います。気を付けたいのが、とある内容を宣伝のためにuu-yellで発信したり、逆にuu-yellの記事を外部サイトで紹介する時です。全く同じ文章を自分のSNSやnoteに書いたりしないでくださいね。お互い足を引っ張り合うどころかスパム認定されて削除される可能性もあります。一致率60%くらいは大丈夫なようなので文言を変える、リンクを貼るなどして対応しましょう。

URLスラッグ

WordPressでは、編集画面右サイドバーにあるパーマリンク設定で好きにページのURLスラッグを決めることができます。uu-yell編集部設定し忘れNo.1項目です。一度プレビューをすると出てきます。最初はタイトルが充てられているので、意味のある小文字の英語に変更しましょう。a、the、andなどは入れなくて大丈夫です。シンプルでユーザーがどんな記事か理解しやすいものがいいとGoogleも言っています。単語と単語の間は半角ハイフン(-)で繋ぎます。記事を拡散する時に日本語が含まれるURLだとリンクが超長い意味のわからないアルファベットや記号の文字列になってしまうので、日本語は論外です。シンプルな URL構造を維持する

パーマリンク設定
WordPressでのパーマリンク設定方法

知っていると便利テク

検索コマンド

site: URL【例】site:https://ulab-uu.com/ のようにGoogle検索窓で検索すると、インデックスされているページの総数を見ることができます。公開しているのに表示されていない時は、まだそのサイトにクローラーが来ていないことがわかります。site:検索演算子

検索コマンドには日常の検索にも使えそうな便利テクが実はたくさんあるので知っておくと鼻が高いかもしれません。おすすめのGoogle検索コマンドの記事

SEO分析に役立つ各種サービス

・Google Search Console
・Google Analytics
・Google Trends

サイトで稼ごうとするならツールは山ほどありますが、この辺にしておきましょう。

本記事は2021年10月現在のものです。